登記簿謄本にアポスティーユを取得することは可能ですが翻訳を行う場合と行わない場合によって手続きが異なります。

翻訳を行わない場合、つまり日本語の登記簿謄本にアポスティーユを取得する場合は登記簿謄本は公文書であるため文書をお近くの市町村役場で入手していただいたのちに外務省にてアポスティーユを取得する手続きを行ってください。
一方、登記簿謄本に翻訳文書を付けてそちらにアポスティーユを取得する際はお近くの市町村役場で登記簿謄本を入手していただき、外国語への翻訳を行ってください。そして翻訳文書に宣言書を付けて公証役場で認証を行い、その後、外務省でアポスティーユを取得してください。
外務省の窓口でアポスティーユを申請される場合は翌日の受け取りとなり、郵送で申請される場合は10日から2週間で受け取りとなります。
また、公証役場に外国語翻訳文書の認証を依頼する場合は公証役場手数料として1部11,500円必要となりますのでご注意ください。
東京、神奈川、大阪の公証役場では公証役場の認証からアポスティーユまでの手続きをその場で行っているワンストップサービスを提供されています。
一般的に登記簿謄本といわれると履歴事項全部証明書について言われていることが多いですが登記簿抄本と呼ばれる履歴事項一部証明書という登記を行った会社についての一部分を表したものがあります。

どちらも実際に登記を行った会社について記載されていますので必ず、ご提出先に戸籍謄本(履歴事項全部証明書)と登記簿抄本(履歴事項一部証明書)のどちらが必要であるのか、必ずご確認ください。
特に登記簿謄本の翻訳文書にアポスティーユ、または領事認証領事認証が必要となる場合はご自身で翻訳をされないと翻訳手数料が登記簿抄本に比べ高くなることが見込まれます。

地方にお住まいの方や、お仕事などのため平日に申請を行う時間を割くことが困難な方、登記簿謄本取得にお急ぎの方、翻訳も合わせて行う必要のある方はお気軽に弊所までお申し付け下さい。弊所では登記簿謄本のアポスティーユ取得代行のご依頼を大変多く承っております。お問い合わせをいただきましたら1営業日以内にご連絡させていただき、迅速に対応させていただきます。